店舗ブランディングとは|人気店・繁盛店のポイントと成功事例
お店を開業されたばかりの方や、これから始めたいと思っている方。 オープンすれば自然とお客さまが来るはず、と考えてはいませんか?
「おいしさに自信がある」 「良いサービスを提供できる」 「珍しい商品を扱っている」 これらの要素だけで競合店に勝ち、顧客から選ばれるとは限りません。
日々多くのお店が開業し、SNSや口コミサイトに情報が溢れる中で、お客さまが魅力を感じ足を運ぶお店には、必ず“独自の強み”があります。
お店の強みや魅力を可視化し、顧客に伝える【店舗ブランディング】で、選ばれる人気店・繁盛店を目指しましょう。
「店舗ブランディング」とは?
店舗ブランディングとは、特定の店舗や事業を他と差別化し、顧客に独自性・価値などを伝える戦略のこと。多数の店舗の中から「選ばれるお店」になるために、とても大切な取り組みです。
例えば、内装・外装、看板や店内POP、ショップカードやフライヤー、ユニフォームやホームページなど、顧客との接点となるツールに一貫性をもたせて独自の世界観を伝えることも、店舗ブランディングの取り組みの一つです。
● はじめてのお店を絶対に繁盛させたい ● 他にはない話題のお店をつくりたい ● 既存店の来客数が段々減ってきている ● なかなかリピーターが増えてくれない ● スタッフ募集しても人材が集まらない
このような想いやお悩みは、店舗ブランディングに取り組むことで解決できるかもしれません。
行きたくなる、また来たくなる。そして、誰かに伝えたくなる。 そんな店舗ブランドを構築し、「選ばれるお店」を目指しましょう。
店舗ブランディングの重要ポイント
以下の2つのポイントを押さえ、スピーディーに取り組むことが成功の鍵となります。
●POINT1_圧倒的に際立つ「個性」を築く
お店の装飾・メニュー・サービス・コンセプト・広報手段など、自分たちのお店らしい「個性」を表現することで他のお店と差別化し、存在感を高めます。
●POINT2_集客とリピーターづくり ✔︎ 話題を提供しお客さまに来店してもらう ✔︎ 商品・サービスの良さを感じてもらう ✔︎ また行きたい、人にも教えたいと思ってもらう など、集客からリピーター(ファン)づくりをしっかりと行うことも大切です。顧客の動向や心情を理解し、喜ばれるサービスを作りましょう。
期待できる7つの効果
店舗ブランディングに取り組むことで、以下のような効果が期待できます。
❶ターゲットの目に留まり、共感が集まる
ターゲットの行動や志向を捉えるデザインで興味を惹きつけ、お店の世界観を伝えることで、そこに共感する見込み客の「行ってみたい・入ってみたい」意欲を高めます。❷話題性・ニュース性が高まる
独自の世界観を打ち出して話題となり、目新しい情報を求めるマスコミや出版社からの取材依頼が増えることが期待されます。また、SNS・口コミを通じて存在が広まり、自然に認知度が上がっていきます。❸来客数・リピーターが増え、売上アップ
口コミや紹介により、確度の高い見込み客を集客できます。また、新商品や新サービスの情報を届けやすく、その反応も得やすくなるため、より短期的かつ低コストで、顧客獲得や商品開発が可能になります。❹スタッフのモチベーションが向上する
お店の評判が上がり、人気店・繁盛店として評価されることで、やりがいや誇りを持って働くスタッフが増えます。❺サービス力・接客力が上がる
スタッフの高いモチベーションがそのまま表情や接客態度にもあらわれ、顧客の満足度にも反映されていきます。顧客満足度の向上は、客単価アップにもつながります。❻人材採用・定着がしやすくなる
世間からの評判が良く、なおかつ雰囲気が良いお店であれば、そのお店の一員として働いてみたいと思う人も増えていきます。店舗のカラーに合った優秀な人材が集まり、採用コストを減らせるでしょう。また、人材の定着率が向上し、採用にかかる金銭的コストと教育に必要な人的コストを二重で削減。安定した店舗運営が可能になります。❼新しい事業展開がしやすくなる
安定した品質・接客・収益の積み重ねで築いたブランドは将来性も高く、金融機関など対外的な印象・信用も増していきます。資金調達のしやすさとブランド力の高まりから、次の店舗展開への余裕が生まれていきます。アドハウスパブリックの店舗ブランディング
【特徴1】徹底した顧客視点に基づくターゲット調査
「誰が顧客なのか?」という視点から始まり、全ての段階で「顧客がどう感じ、どう動くか」をベースに考え、カスタマージャーニーを設計します。例えば、以下のような視点に基づいて考え、設計していきます。
✔︎どうやって顧客に存在を知らせるか?
✔︎どうやって入店してもらうか?
✔︎どうやって魅力を伝えるか?
✔︎どうやって再来店してもらうか?
✔︎どうやって口コミしてもらうか?
【特徴2】強いコンセプトを生み出すヒアリング
オーナーさまと徹底的に話し合い、やりたいことや作りたいものと、なぜそうなのか?をすり合わせて、差別化ポイントを見つけ出します。✔︎どういうお店にしたいか
✔︎どう思ってもらいたいか
など、オーナーさまの「想いやビジョンを表現する場」として店舗を捉え、それを叶える強いコンセプトを生み出すところからスタートします。
また、他では体験できない独自のサービスを開発し、思わず人に教えたくなるような顧客視点の施策づくりを行います。
【特徴3】独自の世界観を打ち出すデザイン
オーナーさまの想いや、お店の強みや魅力が伝わるネーミングやロゴを開発します。また、外観・看板・POP・フライヤー・ポスター・ホームページなど、顧客とのあらゆる接点において、高品質で一貫したデザイン表現で店舗の世界観を表現します。
[想い・ビジョン・狙い・強み]
②立地調査・ターゲット調査・現状調査(入店・往来者など)
[ターゲット、ターゲットの動向把握、他店調査など]
③メインターゲットの確定・カスタマージャーニー、広報戦略・コンセプト設定
[自社の特徴や強みにマッチするターゲットを想定]
[ボリュームゾーン・ターゲットの動き・時間・見るもの・行く場所を割り出す]
[誘店・顧客体験・リピーター創出の戦略づくり・広報戦略立案]
④サービス・価格のコンサルティング
⑤デザインコンセプト立案
[ロゴ・ネーミング・タグライン]
[外装・内装]
[看板・ポップ・ポスター・チラシ・掲示物]
[ホームページ・SNS]
⑥広報実行
[ターゲットの行動によって媒体や手法を選定]
⑦オープン
⑧PDCA
⑨リピーター増強へ
店舗ブランディングの成功事例
北欧のぬくもり溢れる家づくりとライフスタイル。
独特の世界観を伝えるデザインで、認知拡大とファンの増加を狙う。
地域密着型の住宅事業を展開してきた別所材木店。新たに立ち上げる住宅ブランドのターゲット層“北欧の世界観に共感する若い夫婦”との接点として、気軽に立ち寄れる雑貨店を計画していた。雑貨店と住宅ブランド、2つのプロジェクトがスタート。雑貨店のネーミングや店舗外装・販促ツールの制作と併せて、住宅ブランドのネーミング・家づくりのコンセプトなどトータルで取り組んだ。独特の世界観を全面に打ち出す店舗ブランディングで、雑貨店の集客のほか“北欧建築といえばドワーフ”という認知拡大にも成功。受注件数増加につながった。さらに2年後には、カリフォルニアスタイルをコンセプトとする派生ブランドも展開し、提案の幅を拡げている。
ブランディング事例を見る ▶︎
山形の「食×暮らし×様々な価値」に焦点を当て、
人と地域の良いものをつなぐ場所を目指す。
山形県で住宅事業を展開する株式会社ホリエ。既存の住宅ブランド「Ciel シエルホームデザイン」の潜在顧客の開拓と商圏拡大を図るため、「FOOD × INTERIOR × LIFE STYLE」をコンセプトとした複合施設を手がけることとなった。シエルブランドのイメージを保ちつつ、モデルハウス+レストラン+インテリアショップという新たな業態を効果的に展開。ショップの世界観や提供したい価値観などを明確にし、それらを訴求する店舗デザイン・各種ツール・広報計画など、一気通貫で取り組んだ。ねらいが当たり、開業直後から人気スポットに。既存ブランドの認知向上にも寄与し、受注件数増加などの成果を上げている。
ブランディング事例を見る ▶︎
アドハウスパブリックでは、企業ブランディングをはじめ、エンゲージメントの高いチームづくり、新たな事業開発など、さまざまなサポートを行っています。
競合他社とは一線を画し、圧倒的な支持を集め、一目置かれる存在。すなわち「ブランド」として広く認知されることを目指して、今こそブランディングに取り組みませんか?