企業には、成長の壁があると言われています。
よく言われるものの1つが「2・5・10億の壁」。

いわゆる家業と呼ばれる年商2億円までは、経営者自身がプレイングマネージャーという体制でも成り立ちますが、5億、10億と壁を越えて成長し続けるためには、現場を任せられる人材育成と組織づくりが必要になります。

営業の失注率が高くなってきている 
新規事業を手がけたいがリソース不足 
社員が思うように動いてくれない

…このような状況に気付いた時、成長の壁を越えられない企業になりかけているかもしれません。

「企業の成長にはブランディングが欠かせない」と言われるようになって久しいですが、具体的に何をすべきかご存知でしょうか。



「企業ブランディング」とは

変化の時代を生き抜く、「選ばれる企業」に。

BtoB、BtoCビジネスはもちろん、採用活動などにおいても「選ばれる企業」であり続けることが重要になってきています。

時代の変化が加速する中、大企業に限らず、中小・零細企業にこそブランディングが必要です。

経営者の想いを引き出し、社員の声を取り入れ、共感を生み出す。
独自の魅力と存在価値を明確に打ち出し、高品質なデザイン表現で伝える。

御社の顧客・社員などファン獲得に向けたアプローチを全面的に支援します。




企業ブランディングの目的

周年や代替わりなど節目の年を迎える 
商品が時代に合わなくなってきた 
思ったように数字が出ない 
競争が激しく、今の事業だけでは危ない 
次のステップへのモヤモヤ、踊り場感

成長の過程で直面するさまざまな課題を乗り越えるには、企業ブランディングが有効です。

企業ブランディングの目的は、ファーストコール企業になること。

顧客、社員、関係者、ステークホルダーに対して、会社の姿勢や考え方を打ち出し、「◯◯といえばあの会社」と認識されている状況を作り出します。
また、指針を明確に打ち出し、社員のベクトルを合わせることで、企業に強力な推進力を生み出します。



企業ブランディングで期待できる4つの効果


①競合他社と差別化し、ファーストコール企業になる

独自性、個性を明確に打ち出し、同業他社との差別化を図ります。世間に企業イメージが定着し、「〇〇といえばあの会社」と一番に思い出してもらえる、圧倒的なシェアを獲得できるブランドを構築します。

②社員のエンゲージメントが向上する

会社の考え方や指針の理解が進み、各自のやるべきことが明確になります。自分の日々の業務が企業活動を通じて社会へ影響している実感が得られ、その組織で働く喜びや誇りを感じられるようになります。

③採用力や定着率が向上し、安定した組織になる

企業のイメージや姿勢に共感できる人材が集まり、残るべき人材が定着していきます。採用や教育にかかる金銭的コストと人的コストを抑え、安定した組織で事業推進に注力することができます。

④協力してくれる企業や人材が増加する

ブランドへの共感と、品質や実績に裏打ちされた信用力で、紹介・提供・コラボレーションなど、さまざまな形での協力者を増やします。資金面だけでなく、視点や活動の幅が拡がることによるメリットも得られます。



企業ブランディングのやり方

①ヒアリング

[想い・ビジョン・狙い・強み]

②現状の課題整理

③ブランディング計画立案

[CI、VI計画/社員のエンゲージメント計画/サービス開発、リニューアル計画/デザイン計画/広報計画、運用計画]
これらを、会社に合わせてプログラム

④計画の実行

⑤公開

⑥運用

[エンゲージメントなど、維持が必要なもの]



アドハウスパブリックの企業ブランディングの特徴

独自の魅力と存在価値を明確に打ち出す。

歴史をたどるヒアリングで、経営者の想いを引き出す

現状だけでなく、これまでの歴史からお話しを伺い、会社の成り立ちや現在の事業の根幹となる部分を共有します。

  • 会社の強み、特徴
  • 経営者の想いやビジョン

をしっかり引き出し、その企業ならではのストーリーや考え方のポイントを見つけ出します。

社員を巻き込み、理念浸透・エンゲージメントの大幅向上

ワークショップ、ヒアリング、アンケートなどで、社員の声を取り入れながら取り組みます。
個々の社員が持つ想い、理想の仕事についての考え方など、働く社員の声と企業姿勢が見える化していくことが大切です。

  • 自分の考えを表すこと
  • 他の人の考えを聴くこと

これらを通して、共感を生み出し、エンゲージメントが向上します。

商品・サービスの差別化と、それを伝える高品質なデザイン

企業の姿勢や強みを明確にし、商品・サービスの特長に反映することで、競合との差別化を図ります。
全ての社員が打ち出すものや訴求するところが一致し、商品やサービスが理念に沿った「本物」であるために、前段の歴史や考え方の共有・共感がポイントです。また、

  • 覚えやすく心に残るメッセージ、理念・ビジョンなどのCI
  • 印象的なロゴやタグライン
  • 強みや個性を余すところなく表現した会社案内やホームページ

など、クオリティの高いデザイン表現で、企業の姿勢や強みを顧客・人材に伝えます。


企業ブランディングの事例



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「かわらない あした」のために変化を続ける企業の、ブレない核を作り上げる企業ブランディング。

超高齢社会のニーズに対応し、さまざまな事業を手がける「あおやまメディカル株式会社」。ちょうど翌年に創立40周年、社長就任というタイミングを控えていたこともあり、コーポレートブランディングに取り組んだ。企業のビジョンやブランドメッセージを固め、拡大してきた事業全体をわかりやすく伝える営業ツールを制作。ロゴや会社案内、ホームページなどの制作に際しては社員も巻き込んで進めた。各事業の役割が明確になるとともに、ビジョンの共有も進み、社内向けにも対外的にも一貫した企業ブランド像を提示できるようになった。変化スピードの速い業界においてブレない組織として、事業展開だけでなく、人材採用や育成にも効果が出ている。

あおやまメディカル株式会社様 ブランディング事例 >>



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価値・理念の見える化とワークショップで、社内共通言語を生み出す。ありたい姿を明確にし、新たな展開へ導く企業ブランディング。

順調に増収増益を繰り返しながらも、近年感じていた成長の“踊り場感”から、企業ブランディングに着手。新事業を実行するための体制づくりも見据えて進めた。市場環境と自社の位置を把握し、戦略を立てる各種分析と、価値・ミッションを明文化するワークショップを実施。考え方やありたい姿をコーポレートロゴとタグラインに反映し、名刺や理念ポスターなどのツールにも使用した。対外的なPRとともに、社内の共通言語としても浸透。自社の価値や実績を見える化した営業ツールも完成し、より効果的な営業・PR活動に結びついている。会社を次のステップへと進める準備が整い、この先の展開へと導く取り組みとなった。

株式会社エンリージョン様 ブランディング事例 >>



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「車を直す会社」から「地域とお客様の幸せを創る会社」へと一新。新たな企業イメージを届け、意義に共感する人材を集める。

知名度の高いサービスを多く手がけながらも、人材採用・育成の面で課題感を持っていた。サービスネームが世間に広く知られるメリットの半面、社名が認知されにくいという弊害。また、今の若い人たちは自動車業界への興味が薄く、「丸山自動車」という社名の段階で就職先の選択肢に入りにくいのではという懸念もあった。「車を直す会社」から、カーライフを支える総合商社「マルヤマグループ」としてイメージを一新。「地域の人々のカーライフをトータルでサポートし、暮らしを豊かにする」という想いをタグラインやブランドメッセージに込め、将来への展望を表すグループロゴを制作した。新たな企業イメージを届けるホームページと採用サイト、ラジオCMなど、効果的なPRを行っている。

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