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『ポジティブ』の特徴&活かし方【ストレングスファインダー®資質解説】|ALL BRANDING WORKS

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『ポジティブ』をGallup認定コーチが解説。強みの伸ばし方、注意点に加え、『ポジティブ』を持つ人や上司・部下間のコミュニケーションの“コツ”をお伝えします。

『ポジティブ』は元気や情熱を与えられる人。前向きで、楽天的であり、「人生は素晴らしい」と感じています。その詳細を、5,000人以上、100社以上のストレングスファインダー研修から得た経験と知識、個人・チームどちらにも活かせる内容を交えてお届けします。

 

 

『ポジティブ』はこんな人!

『ポジティブ』とは元気や情熱を与えられる人。 前向きで楽天的であり「人生は素晴らしい」と感じている。

ポジティブ:Positive <人間関係構築力> TOP5出現率ランク:[日本]9位 [世界]11位

物事の良い面にフォーカスする力があります。 周りの人とも情熱を分かち合おうとします。 ネガティブな人や環境が、とても苦手です。

 

資質の特徴とは?

ポジティブ
  • 物事の良い面を探す

  • 起きたことに前向きな意味付けをする

  • 生き生きとした人生を送りたいと考えている

  • 人生は素晴らしいという前提をもっている

  • 明るくて陽気な人が多い

  • 楽天的・楽観的である

  • ユーモアがあり人から好かれやすい

  • ネガティブな人や環境に強いストレスを感じる

どんな状況においても、人や物事の良い面を探そうとします

情熱的でエネルギッシュな人です。 落ち込むようなことがあっても、長く落ち込んでいられません。立ち直る力が強い人とも言えます

辛いことでも「これは自分に課されている試練で、頑張った先には良いことがあるだろう」と、前向きに受け止めることができます。決して傷つかない訳ではなく、良いところを見つけ、前向きな意味づけをすることができるのです。

誰もが悲観してしまう状況でも、希望を持つことを忘れません。ネガティブな人が苦手です。後ろ向きで悲観的なことや愚痴を言い続けるような人といると、エネルギーが出なくなってしまいます

ユーモアに溢れ、楽しさや喜びを周囲の人と分かち合いたいと考えています。自然と人に元気や情熱を与えようとし、励まし上手でもあります。そのため、『ポジティブ』を持つ人の周りには、その人を慕って人が集まってきます。

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陽気で楽天的で、人生は素晴らしいものだと感じています。その明るさに救われる人も多いですが、あまり度が過ぎてしまう、周囲に不安や迷惑を掛けてしまうこともあります。特に“やる気の押し売り”には、注意が必要です。

また、計画が甘いところもあります。「何とかなるだろう」「きっと大丈夫」と大雑把であったり、人から注意を受けてもケロッとしていて反省していないように見えたりと、“適当でいい加減な人”だと思われることもあります。

『ポジティブ』を1位に持つ営業マンの話ですが、出張先に台風が近づき、飛行機が欠航するかもしれないという事態が起きました。一緒にいた人は、何とか当日帰れるように朝から新幹線など別の方法を探そうとしました。しかし、その営業マンは「大丈夫、大丈夫!きっと帰れるから」と、のほほんとしていたそうです。結果的に飛行機は運航し、予定通りに帰ってくることができましたが、一緒にいた人は「何の根拠もないのに大丈夫と言って何もしないから、ずっと不安だった」と話していました。関係者がいる場合は、相手にも配慮が必要ですね。

一般的に言われるポジティブとは、見た目の明るさや根明な性格であることも含まれますが、ストレングスファインダーの資質の『ポジティブ』には、その要素を含みません。一見すると暗そうな印象の人や、おとなしい人もいます。内に秘めた情熱をもっているのです。

 

『ポジティブ』のバルコニー・ベースメント

ストレングスファインダーの資質1つ1つに2面性があります。才能が開発されて、長所や自他に良い影響を与える「バルコニー」の状態。もう1つが、未開発で短所として使われている「ベースメント」の状態です。

ここでは『ポジティブ』のバルコニー/ベースメントの“あるあるネタ”をご紹介します。


✓『ポジティブ』のバルコニーと伸ばし方

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●人を励まし、情熱を伝播させる 人を励まし、やる気を引き出すことができます。人を受け入れる温かな雰囲気があり、周囲への声がけやユーモアを交えた対応で、元気を与えます。相手が傷ついたり苦労しているときも、その出来事の意味や良い面を見つけて、励ますことができるでしょう。また、チームの士気を上げ、結束力を高める力もあります。

●良い面を見つけ、意義や学びを得る 物事の良い面に気づくことができます。喜びや感謝を感じやすい人です。たとえ辛く大変な状況でも、乗り越える理由を見つけ、諦めずに前進できます。経験から気づきや学びを得ることでしょう。それらの積み重ねが、生きる強さや糧になっていくはずです。

●気持ちの切り替えが上手である 気持ちの切り替えが上手です。いつまでも落ち込んでいてもしょうがない、何かできることを考えようと、前を向くことができます。『ポジティブ』を上位に持たない人が1週間ほど落ち込むことも、2〜3日で切り替えることができるでしょう。


✓『ポジティブ』のベースメント

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●頑張りすぎてしまう 周囲に迷惑や心配を掛けまいと、つい元気に振る舞ってしまう傾向があります。辛いことも1人で背負ってしまったり、自分を追い込んでしまうことがあります。無理をせず、素直に人を頼りましょう。弱音を吐くことも、ときには必要です。

●適当過ぎて周りを振り回す 「大丈夫」「なんとかなる」という言葉だけで、全員が納得できるわけではありません。ときには根拠を示すなどして、周囲を安心させる工夫も必要です。特に、『慎重さ』『分析思考』『原点思考』の資質のある人などは、理由や根拠を求める傾向があります。

 

『ポジティブ』の活かし方・モチベーションのありか

資質を強みとして使い、生産的・安定的にパフォーマンスを発揮するようになるには、資質の深い理解と経験と知識を重ねながら、シチュエーションや条件、ベースメントの抑え方をマスターするなど、再現性を高めていくことが大切です。

『ポジティブ』のモチベーションスイッチが入りやすいポイントを理解すると、スムーズに本来の力を発揮できるようになります。

ここでは一例をご紹介します。 ご自身で挑戦してみるもよし、『ポジティブ』が高い人に対して試してみるもよし。ぜひ活用して、自分なりのスイッチの押しポイントをつかみましょう。

『ポジティブ』の活かし方・モチベーションスイッチ例

 □ チームを鼓舞して、熱量を高める  □ チームに活力を与える  □ 前向きで、協力してくれる仲間がいる  □ 人を元気づけ、励ます  □ 失敗から学びを得たいとき  □ 喜びや楽しさを共有できる環境  □ 情熱を傾けられる分野を見つける  □ 人と良好な関係性を構築したいとき

これらは一例です。

「ポジティブ」と併せ持つ上位資質によっても異なります。ぜひ、ご自身なりの得意技の繰り出し方を研究してみましょう。

『ポジティブ』は前向きに話し合える環境や、力になりたいと思える人やチームの中で力を発揮します。上記のような工夫を、できるだけ取り入れてみましょう。

繊細な人もいます。発言やタイミングは、場の空気や相手の感情などに配慮することも大切です。

『ポジティブ』が上位にある人は、ネガティブな人や環境が苦手です。その場をなんとかしようと頑張るよりも、距離を置いたほうが良いでしょう。ネガティブな状況に関わっていると、あなたの良さやエネルギーが削がれてしまいます。

 

3、『ポジティブ』的リーダーシップのとり方(マネジメント活用)

『ポジティブ』を上位にもつマネージャーが、リーダーシップや部下育成に資質を役立てていく際に、得意なスタイルがあります。

①信頼関係構築 ②思いやりの示し方 ③安定感の生み出し方 ④希望の与え方と注意点 こちらの4つのポイントに沿ってお伝えしていきます。

 

✓『ポジティブ』マネージャーの得意なリーダーシップ

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①信頼関係構築:人を褒め、良い面を見つける 人の良い面に目を向けることができます。また、褒め上手でもあります。褒めるときは、どこが良いかを具体的に伝えることで、心から思っている気持ちだと伝えることができます。

②思いやりの示し方:メンバーのやる気を引き出す メンバーのやる気を引き出し、目標達成まで伴走しましょう。声掛けやサポートによってメンバーが成長し、成功体験を積めるように支援しましょう。

③安定感の生み出し方:問題に落ち着いて対処する 楽観的な面があり、多少の変化には動じません。問題が起こっても、冷静に落ち着いて対処することで、メンバーから頼れる存在であると認識してもらえます。

④希望の与え方:日常を楽しむ工夫をする 目標達成のお祝い会や打ち上げを企画したり、体験学習の機会をつくったり、メンバーのモチベーションや意欲が高まる企画や演出を考えてみましょう。


✓「ポジティブ」マネージャーの注意点

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①やる気だけの問題にしてしまう メンバーが思うように結果が出せないことを、やる気の問題だけで片付けてはいけません。成果を出すためのやり方が分からないだけかもしれません。また、落ち込んでいる人や繊細な人に、元気を出すことを強要してはいけません。まずは、対話して相手の状況を理解することから始めましょう。

②適当な振る舞いで、周りのやる気を失わせない メンバーから相談を受けたのに、「そんなことで悩んでいるのか」や「適当にやれば大丈夫だ」などと、あしらってはいけません。真剣に向き合うことや議論を求めている人もいるでしょう。締めるところは締め、緩急をつけた態度も大切です。

『ポジティブ』のマネージャーは、チームのモチベーションを高め、困難な状況でも前向きに業務に取り組む姿勢をつくることができます。また、メンバーの良い面を見つけて褒めることで、伸ばしていくことができます。

 

4、『ポジティブ』資質のまとめ

『ポジティブ』資質の特徴と活用方法のまとめ

『ポジティブ』とは... 元気や情熱を与えられる人。前向きで楽天的で「人生は素晴らしい」と感じています

こんな風に能力を発揮! ● 人を励まし、情熱を伝播させる ● 良い面を見つけて意義や学びを得る ● 気持ちの切り替えが上手

資質を活かすためには、前向きに話し合える環境や、力になりたいと思える人やチームに所属すると良いでしょう。

ベースメントにはこう対処する! ●頑張りすぎない ●適当過ぎて、周りを振り回さない

『ポジティブ』の資質を活かしやすい場面や仕事は、次のようなものがあります。

✓ チームを鼓舞して熱量を高める
✓ チームに活力を与える
✓ 前向きで、協力してくれる仲間がいる環境
✓ 人を元気づけたり、励ましたいとき
✓ 失敗から学びを得たいとき
✓ 情熱を傾けられる分野に関わる
✓ 人と良好な関係性を構築したいとき
✓ 悲観的でネガティブな人がいない環境

参考にし、ご自身やチームのために強みを発揮できる機会を増やしていきましょう。

  最後までお読みいただき、ありがとうございます。

同じ資質を持っていても、他に持つ資質の組み合わせによって、一人ひとりの異なる使い方や、個性を生み出しています。他の資質についても、深く学んでいきましょう。

当社ではストレングスファインダーのリンクはこちら活用セミナーやチーム研修を行っています。ご興味のある方は、フォームよりお問い合わせください。

# ストレングスファインダーの活用
2022 / 9.26
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