成果を出すチームの条件【Part.1】管理職の役割は「管理」から「コーチ」へ

管理職に求められる役割は、年々複雑化しています。
プレイヤーとしての成果も求められ、部下育成やチームマネジメントにも向き合わなければならない。「忙しくて育成まで手が回らない」「自分がやったほうが早い」——そんな声は、今や特別なものではありません。
しかし、成果を出し続けている組織ほど、管理職の役割を「管理する人」から「コーチする人」へと転換しています。
本記事では、成果を出すチームに共通する管理職の役割を整理しながら、なぜコーチ型のマネジメントが必要なのかを考えていきます。
組織は「役割の違うチーム」でできている
企業は、一人ひとりが異なる役割を担うチームの集合体です。【チームの構成と役割】
●経営者・リーダー 使命を決める/価値観を決める/組織をつくる/周りと良好な関係をつくる/人に会う/矢面に立つ
●経営チーム マーケティング/イノベーション/人材計画/資金管理/資源管理/生産性管理/社会責任/利益計画
●管理職・マネージャー(プレイングマネージャー) 人材採用・才能の発掘/従業員のやる気を引き出す/成果・パフォーマンス責任/教育・能力開発
●プレイヤー 様々な業務に臨み、生産性を向上させ、成果を出す
「部下を育てる」とは、どういうことか
多くの経営者が、管理職に期待していることがあります。それは、部下が自発的に動き、能力を発揮する状態をつくることです。そのために必要なのは、 ✔︎ 自分の強み・課題を理解している ✔︎ 取り組むべきことや進め方がわかっている ✔︎ 仕事を通じて組織に貢献したいと思えている
こうした状態を整えるのが、管理職の重要な役割です。
「教える」「指示する」だけではなく、力を引き出し、方向づけ、支え続ける存在であることが求められるのです。
チームを動かすことから逃げられない時代
特にプレイングマネージャーの方からは、こんな声をよく聞きます。 ✔︎ 忙しくてチームを見る余裕がない ✔︎ 自分はリーダータイプではない ✔︎ 個人で成果を出すほうが得意 それでも、チームづくりから目を背けることはできません。なぜなら今の時代、個人の頑張りだけでは成果を出し続けることが難しくなっているからです。
チームとして動くことで、個人の力を超えた成果が生まれ、働き方の多様化が進む中では、相互に支え合う体制が欠かせません。
さらに人材不足が深刻化する今、採用以上に「人が定着し、力を発揮し続けられるチーム」をつくれるかどうかが、企業の競争力を左右します。
だからこそ、現代の管理職に求められているのは「成果を出す人」ではなく、「人を活かして成果を生む人」なのです。
成果を出すチームには「コーチ」がいる
スポーツと同じように、仕事のチームにもコーチが必要です。
例えば、シリコンバレーで数々の経営者を支えた“伝説のコーチ”は、卓越したマネジメントと、人への深い関心を両立させていました。
彼が最も重視していたのは「信頼」。一貫した姿勢で人と向き合い続けることが、チームのパフォーマンスを最大化していたのです。
つまり、成果を出す管理職とは「指示を出す人」ではなく、「信頼を土台に人を成長させるコーチ」なのです。
まとめ
成果を出すチームに欠かせないのは、管理職が「管理する人」ではなく、人とチームを支える“コーチ”として関わることです。
では、そのコーチ型の関わりは、チームに何をもたらすのでしょうか。
その答えのひとつが、「心理的安全性」です。 信頼を土台に、意見や挑戦が生まれる状態は、チームの成果を支える見えない基盤となります。
次の記事では、成果を出すチームに欠かせない「心理的安全性」という土台について、さらに掘り下げていきます。
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