アドハウスパブリック
CONTACT
MAIL MAGAZINE
RECRUITING

成功するブランディングとは?④【自社の価値を見える化するデザイン】

adh_OGP_branding_231026.png

中小企業にこそブランディングが必要。そうは言っても手法・戦略はさまざまで、何から始めてどう進めたら良いのか分からず、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

ブランディングとは具体的に何をどう進めたら良いのか?押さえるべき手順を4つのポイントにまとめて、シリーズ記事としてお届けしています。

今回は4つ目のポイント【自社の価値を見える化するデザイン】です。

成功するブランディングの4つのポイント

[1]ミッション・ビジョン・バリューの明確化 [2]ポジティブに事業推進できるチームづくり [3]差別化された事業・サービスづくり [4]自社の価値をすべて見える化するデザイン ★今回はこちら



“デザイン”と聞くと、パンフレットや商品パッケージ、Webサイトなどを作ることを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

しかし、ブランディングにおける“デザイン”とは、見た目を整えることだけを指すのではありません

デザイン[Design]の語源は、デジナーレ[Designare]。ラテン語で「計画を形に表す」という意味があります。

例えば、事業計画を分かりやすく資料にまとめること。これもデザインです。
自社が伝えたいことを「見える化」することや、営業方法・社内オペレーションなど人の動きや働き方を整備することまで、すべてデザインの対象となります。


実は、この「見える化」が会社運営に大きく影響します

❶ 「見た目が9割!」情報理解度を圧倒的に高める

見える化をすると伝わる情報量が増えるとともに、浸透度も大きく変わります。

例えば、社内会議を思い浮かべてみましょう。

言葉だけでやり取りを続けていると「話が噛み合わず議論が進まない」「意図通りに伝わっていない気がする」というすれ違いが起こりがちです。

そんなとき、配布資料やプロジェクターで全員が同じものを見ながら話をすると理解が進む、という経験はないでしょうか。

営業の場面でも同様です。伝えたい部分をしっかり見える化したプレゼンテーションの方が、間違いなく効果が高いでしょう。

言葉だけではなく、資料や映像などのビジュアルと一緒に提示することで量・質ともに伝わりやすくなることが、見える化による効果のひとつです。

  ❷差別化

他と見た目が違う、という純粋な差別化効果はもちろんですが、それだけではありません。

例えば、商品パッケージ。 同じ中身でも、どのようなパッケージデザインにするかによって、その商品の価値が大きく変わってきます。

デザインにはブランドの考え方や魅力をビジュアルと文字で表現し、中身の価値を増幅させて伝えるという効果があるのです。


これらの2つの力が重なると、他よりも強く人の印象・記憶に残ります。

企業であれば、ファーストコールカンパニーになるということ。顧客や消費者から「◯◯と言えばあの会社」と、真っ先に思い出してもらえるポジションになることが可能です。

デザインの品質が企業の印象を決めるデザインには品質が重要です。文字やビジュアルが洗練されていること、丁寧なつくりであること。そこから企業に信頼が生まれます。 逆に、中途半端な表現や手を抜いた印象を与えるデザインは、それが最終的に企業への印象になってしまいます。 企業の個性に応じてデザインタッチはさまざまですが、どんなデザインでもクオリティにはこだわるべき。それが企業イメージとなって伝わっていくからです。


成功するブランディング4つのポイント①〜③で取り上げてきたことは全て、デザインによって見える化されるべきものです。見える化されて世間に広まることで、自社の価値を伝えるものとして機能していきます。

その中でも重要なのが、コーポレートアイデンティティ(以下、CI)を定義・明文化すること。 企業とそこに集まる人々が持っている価値観や本質的な力。それらをCIとして言葉にするところから、ブランディングが始まります。

CIは、主に下記の要素で構成されます。
◉ 企業理念・ミッション [存在意義] ◉ ビジョン [目指す姿・未来像] ◉ 価値観・バリュー [大切にしていること] ◉ 行動指針 [社員の日々の行動や考え方]

数多くの商品やサービスが溢れる中で、企業の打ち出す姿勢やメッセージがさらに重要な社会になってきた昨今。この時代にCIを明文化できている企業は、あらゆる面において競合に差をつけていきます。

CIを見える化するメリット

✔︎企業の枠組みが明確に定まり、何をすべき存在なのかが社会に伝わりやすくなる。 ✔︎社員が会社の目標を把握し、達成に向けて一致団結して自発的な活動や協力体制ができていく。 ✔︎採用力が高まり、同じ目的を叶えたい人材が集まりやすくなる。


CIの見える化は、あくまでもブランディングの第一歩です。

ビジョンを実現する事業・商品・サービスの構築や、届けるべきターゲットに到達するための広報・営業。いずれも計画を形にしていくことであり、つまりデザインは企業活動のあらゆる段階で必要となります。

しかし、頭の中にあるものを見える化して外に出すことは案外難しいもの。とくに多忙な経営者の方の中には、 考えはあるけれどモヤッとしている… 計画がまとまらないまま時間が過ぎていく… などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

正しいステップに沿って着実に、かつ効果高くブランディングを進めるために、アドハウスパブリックではさまざまなプログラムをご用意しています。ぜひ、お気軽にご相談ください!


とりあえず相談してみる


# インナーブランディング
2023 / 10.26
CATEGORY
・ブランディングノウハウ
アウターブランディング
インナーブランディング
・ブランディング事例
新規事業開発ブランディング
リブランディング
企業ブランディング
商品サービスブランディング
店舗ブランディング
・スタッフブログ
社長の実践ブランディング日記
PICK UP ARTICLES
adh_OGP_231115_top.png
# スタッフブログ
ともに楽しみ、ともに戦い続けたい。先輩×若手デザイナーの成長記録
ARCHIVE

OTHER

adh_OGP_branding_240418_top.png
# ブランディングノウハウ
部下との面談、何を話すべき?うまく進めるための3ステップ
2024 / 4.19