『日本タイポグラフィ年鑑2023』表彰式に参列しました
みなさん、こんにちは!広報担当のきらです。
昨年11月に発表がありました通り、『日本タイポグラフィ年鑑2023』において弊社アートディレクターの五十嵐 祐太が審査委員賞を受賞。そして去る4月21日、東京都品川区で開催された日本タイポグラフィ年鑑2023の表彰式に参列いたしました。
今回は改めて受賞作品のご紹介と、当日の式の様子についてご報告いたします!
日本タイポグラフィ年鑑とは、日本タイポグラフィ協会が主催するタイポグラフィに特化したデザイン賞。公募されたタイポグラフィデザインの中から優れた作品を選出して年鑑にまとめることで、その発展と普及に貢献しています。
そんなタイポグラフィ年鑑において、この度はグラフィック部門で審査委員賞を受賞! 数多くの応募作品の中から選ばれたのは、新潟県立近代美術館さまの『ダリ版画展 奇才?天才? その知られざる世界』のグラフィックデザインです。
サルバドール・ダリの代表作のひとつ、溶けて柔らかくなった時計を描いた『記憶の固執』。まるでそこに描かれた歪んだ時計を思わせるような、曲線を活かした形状が印象的です。審査委員の方からも “彼(ダリ)の画風のひとつである代表的な「シュルレアリスム(超現実主義)」表現を紙型に用いた斬新なアイデアに思わず立ち止まり、今回の審査会で特に強く引きつけられた作品でした。” と評価していただきました。(引用:『日本タイポグラフィ年鑑2023』より)
さらに、髭を組み合わせた文字や、逆さまになったり反転していたりするタイポグラフィ。肖像写真や作品を使わずに、ダリが持つ奇妙で夢想的な世界観を表現しています。
弊社からは受賞者の五十嵐祐太、そして広報担当のきらが出席。
まずは審査委員賞の表彰から。 スライドに名前と作品が映し出され、壇上で一人ずつ表彰状が授与されます。
(受賞者ではないのになぜか緊張しまくりの広報担当。手汗がとまりません)
そしていよいよ、我らが五十嵐さんの名前が呼ばれ、壇上へ...!
この貴重な瞬間を逃すまじ!!と懸命にシャッターを切る広報担当。 しかし、我ながらスマホの限界を感じる1枚に...スミマセン......
ベストワーク受賞者の方は、賞状の授与とともに壇上でスピーチも。 みなさんのデザインに対する熱い想いを聞いて、思わず目頭が熱くなりました。
式の最後には、受賞者全員で集合写真を撮影。
五十嵐さん、改めて『日本タイポグラフィ年鑑2023』審査員賞受賞おめでとうございます!!!
国内外から寄せられた多数の応募作品の中で、見事受賞に至った今回の作品。完成までのストーリーや今回の受賞の想いをまとめた五十嵐さんのインタビュー記事も、後日公開予定です。
実は、完成までに予想外のハプニングもあったとか...?そちらもぜひお楽しみに!
作品の詳細はこちら 『ダリ版画展 奇才?天才? その知られざる世界』