チーム力の向上!「心理的安全性+教育体制+パーパス」で社員の力を引き出す!
みなさんの会社のチームはどのようなチームですか? 仲がいい・悪い。目標が共有されている・いない。コミュニケーションが多い・少ないなど 企業によって様々なチームのあり方があります。では生産性の高い良いチームとはどういったチームでしょうか?
GOOGLEが行ったチーム分析プロジェクトで有名な「プロジェクトアリストテレス」では、社内の180チームを調査・インタビューを行い、結果を出している生産性の高いチームの共通点を探っていきました。
研究立ち上げ時は、「優秀な人材が揃っているチームが生産性が高いだろう」と、経営陣も研究スタッフも考えていましたが、実際にはそうではなく、優秀な人材が揃っていても、必ずしも成績が良いというわけではなかったのです。
当初の研究では、リーダーやチームメンバーのキャラクター・スキルや、コミュニケーションの仕方など250の項目を調査しましたが、生産性の高いチームの明確なパターンとみられるものは見当たらなかったそうです。
そこで研究チームは目線を変え集団規範の調査を始めました。 集団規範とは、チームの不文律、慣習、行動基準といった、チーム内の公然または暗黙のルールといったいわば無形のもの。
この研究から最高のチームが持つ特性を5つ割り出すことができたのです。
その5つがこちらです。
1、心理的安全性
誰もが安心してリスクを冒し、意見を述べ、質問できるような環境です。 誰もが、無能な人間と見られることを恐れて、アイデアを出せなかったり、発言を躊躇したりしますが、無知・無能・ネガティブ・邪魔だと思われる可能性のある言動をしても、このチームなら大丈夫!と信じられる状態を作る事が重要です。 リーダー・上司の部下に対する接し方・姿勢が大きく影響します。
2、相互信頼
チーム内のメンバーの役割や責任が明確になっていて、お互いの業務遂行能力を信頼しあっている状態です。
相互信頼が高いメンバーは、締め切り内にクオリティ高い仕事を行いますが、相互信頼が低いメンバーは責任を転嫁します。
メンバーに仕事の役割と意義・範囲を伝え、高いレベルで業務を遂行するメンバーの育成が重要ですね。
3、構造と明確さ 会社の目標、自分の職務で要求されていること、職務遂行の仕方、自分や各メンバーがもたらす成果について、それぞれが理解・共有している状態です。 各メンバーに対して、全体目標の理解・腹落ちと、そこに至る上で、個人目標の明確化と行動プランの具体化を行い、成長の支援を行う事が成功への鍵となります。
本人にとって取り組みがいがあり、かつ達成可能な目標が良い目標設定です。
4、仕事の意味 メンバーが仕事を行う目的や意味を理解し、共感してできていることが重要です。仕事の意味は経済的な安定を得る、自己成長、家族を支えるなど人によってそれぞれ違いますが、仕事に対する共通の想いや共感できるストーリーが仕事を行う上で重要な意味合いを持ちます。
会社やそこに働く人が大切にしている価値観を明確にしましょう。
5、インパクト 自分たちの仕事が社会的に重要で意義のある仕事かどうか。自分たちの行っていることが社会に良い影響をもたらす誇りある仕事であると、メンバーが感じる事が重要です。
社員の心に共感できる理念・ビジョンの構築が重要です。
■エンゲージメントチームを作ろう!
いかがでしたでしょうか? 御社では生産性の高いチーム作りができておりますでしょうか?
社員達が会社の成功と自分の成功を重ね合わせ、自社に愛着と誇りをもち、自発・自律的に考え行動するチームを「エンゲージメントチーム」と呼びます。
エンゲージメントの高い人材・チームは、業績向上はもちろん、働く満足度、顧客への貢献度、アイデア・実行力など企業活動の全てにおいて力を発揮し、素晴らしい結果をもたらしてくれます。
弊社の行うブランディングプログラムでは、ストレングスファインダーによる心理的安全性の確保や教育体制の構築、エンゲージメントワークショップによるコーポレートアイデンティティ・パーパスの構築と社員共感など、チームを最短3週間で生まれ変わらせることも可能なメソッドを持っており、企業での実績も多数あります。
ご興味ある方は下記フォームからご連絡ください。 https://adhpublic.com/contact/