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中小企業の広報活動って難しい。でもしっかりやった方がいい時代です。

皆様の会社は、広報活動をどの程度行なっていますか? 弊社では年々広報の重要性が高くなってきていますし、周りでも同じように感じている企業様が多いように思います。 でも広報って難しくないですか?

 

BtoC、BtoB、直販スタイル、卸スタイルなど、企業の受注スタイルは様々ですが、年々広報の重要性が高まってきています。 でもなかなか本格的に手をつけられていない、という企業様も多いのではないでしょうか。

中小企業の広報活動の重要性

PRする内容が特にない、特に担当がついていないので広報できていない、というのは良く耳にする話です。 中小企業は大手企業ほど資金・体制が整わないので、CMを打ち続けることは難しいし、専属の担当をつけることもできません。

しかしここ数年、そうも言ってられなくなってきました。 弊社でも20年の間に下請けスタイルから直受けスタイルへと、受注スタイルが大きく変化し、社員の意識改革や商品開発などを様々行なってきましたが、最後の壁として立ちはだかるのが広報です。

また良い人材を採用するためにも企業広報が重要ですよね。 では中小企業の広報の重要性を改めて振り返ってみたいと思います。

1,商品力×販売力を高める。 企業の収益は、商品力×販売力で決まります。利益を生み出す力を持つ商品・サービスが企業には必要ですが、同時にそれらを世の中に売り出す力も持ち合わせていなければいけません。 広報は自社の商品・サービスの情報をターゲットに届けて興味を引きつける役割を持ちます。

2,企業価値を高め、ファーストコール企業になる。 商品・サービスの告知だけでなく、企業の価値を高める広報が近年さらに重要となっています。理由は大きく2つあります。1つ目は顧客に自社の存在価値を知らしめ、競合他社より高い信頼を得て購入のタイミングで自社商品を選んでもらえるようにすることです。2つ目は紹介・口コミを生まれやすくする事です。この分野なら「○○株式会社」と認知を高めると紹介されやすくなります。

3,社内内部をまとめる 社員同士、普段話していてもなかなか自社の「考え方」や「姿勢」といった所に踏み込んで話すことはめったにありません。社長の声や会社の姿勢を表明しておくことが重要です。会社の考え方への共感が、エンゲージメント(愛着心)を高めて、協力しあう社内体制が構築されていきます。広報は社内の円滑なコミュニケーションの後押しになります。

4,採用力強化 特に近年の20〜40歳は、労働を生活するためのものとは考えず「自己実現」のための労働と考える人が多く、会社の姿勢・考え方に共感できるかどうかを重要視しています。ミレニアル世代(25-40歳)の49%は「給与が下がったとしても企業姿勢に共感できる所で働きたい」という統計も出てきています。自社の考え方や姿勢を明らかにしましょう。

最近ではSNS、メルマガとデジタルマーケティングが主流となり、費用をかけずとも広報することが可能になりました。 ぜひチャレンジしてみましょう。

と言いたいところですが、広報活動は難しいです。 なにが難しいのでしょうか?

一言で言うと「継続的に広報し続けるのが難しい。」 ということではないでしょうか。

1回、社名や商品の情報を見ただけでは顧客に認知してもらえません。 企業の情報を知ってもらうには、複数回の情報との接点が必要になります。

そこで中小企業の課題になるのが2つ。 ①「広報戦略がない」②「広報担当者が不在」ということです。

大体、経営者や幹部層が「広報しよう!」と声を掛けていくことになりますが、中小企業の場合は経営陣もプレイングマネージャーの場合が多いので、日々の業務に追われ広報に本腰を入れる時間がない、文章を書くのが苦手、自分のことを表現するのが得意じゃない、など、苦手意識のオンパレードみたいな状況に陥りがちです。

総務・事務方の社員に任せようとなる企業も多いですが、PRしたい内容を集めても社内からはあまり発信したい内容はなく、尻すぼみ状態になることも少なくありません。

外部業者に任せるという手もありますが、いずれにせよ自社のPRしたい内容や方向性をしっかりと社内で検討しておかないと、あまり効果の出る広報にはならない場合が多いです。

ここで経営陣は腹を決める必要があるかと思います。 特に現状は広報活動が必要じゃない会社であっても、将来を見据えて自社広報を鍛えたほうが良いと思います。

ネット・SNSでの情報検索が当たり前になったこの時代、我々中小企業は全国の競合他社と競争しなくてはいけないことになりました。 今の受注スタイルがこのままとは限らない、人材の採用に不安があるといった企業は広報を進めていくことをおすすめします。

苦手意識のつきまとう広報活動ですが、回を重ねて行っていくことで、段々と上手になり、自社の個性を打ち出していくことができていきます。 弊社でも広報の実行サポートはもちろん、戦略づくり・広報チームづくり、SNSスクールの開催など、自走できる広報チームのサポートを行っています。

ご相談いつでもお待ちしております。下記フォームからご連絡ください。 https://adhpublic.com/contact/

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