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成功するブランディング4つのポイント[3]差別化された事業・サービスづくり【前編】

 

今回は、[3] 差別化された事業・サービスづくりについて、チームで事業構築を行う際に押さえるべき6つのステップを見ていきます。

 


 

事業を生み出すには「手法」が必要

これまでお届けしてきた「成功するブランディング4つのポイント」
[1] 理念・ビジョン・指針の明確化
[2] ポジティブに事業推進できるチームづくり
で見てきた通り、
ブランディング活動を継続していく上でまず必要になるのは、目指すところが一致した強いチームです。
その上でやるべきことは、事業を動かし続けること。

市場や顧客ニーズの変化が激しい中で中小企業が存続するには、既存事業のブラッシュアップや新規事業創出など、常に事業を動かし続けなければなりません。

事業を生み出す必要性は多くの人が感じていることでありながら、実際にうまく取り組んで結果を出せている企業はごく一部です。

むしろ、このような状況に心当たりはありませんか?
◉何から手を付けたら良いかわからない。先が見えない。
◉ありきたりなアイデアしか出ない。アイデアがまとまらない。
◉メンバーの考え方がバラバラ。意思統一を図るのが難しい。

事業構築の正しい手法を知り、踏まえるべきステップに沿って取り組むことが重要です。
膨大な時間とコストをつぎ込んで疲弊する前に、差別化された事業・サービスを、チームで素早く開発する方法を見てみましょう。

┃step1┃ 目標を固める
┃step2┃ 不安材料や疑問点を出す
┃step3┃ 「MAP」で全体像を把握する
┃step4┃ アイデアの材料を集める
┃step5┃ アイデアを生み出す
┃step6┃ アイデアを選び、実行計画にする

大きく分けると、step1〜3とstep4〜6の2段階になります。

step1〜3でやることは、ポジティブなこととネガティブなことの両方を共有し、全員が意見のやり取りを経て合意し、共通認識を持った状態になること。

step4〜6は、アイデアを素早く出す、素早く決定する、素早く実行して確かなデータを得ることです。

気の遠くなるような長い会議を何度繰り返しても、良い事業を生み出すことにはつながりません。それどころか、生産性もモチベーションも下がり、他の業務にも支障をきたします。
チーム全員で一致団結して取り組み、市場の変化や競合他社に負けないスピードでプロジェクトを進める手法を手に入れましょう。

 

情報と意見を共有し、共通認識を見える化する

step1〜3は、指針と全体像をチームで共有する段階です。

事業づくりに取り掛かるにあたっての、ポジティブなこと(目標)と、ネガティブなこと(懸念材料)の両方を全員で共有します。
プロジェクトを進めていく中で、自分たちは今どこにいて、どこへ向かっているのか?を常に確認できるよう、全員がいつでも見えるところにまとめておきましょう。

step1目標を固める
ゴールを見失ってしまうと、プロジェクトはどこにも辿り着けない。また、本筋ではない些細な課題解決ばかりに気を取られ、いつの間にかゴールの方向から外れていたり、活かすべきチャンスを見逃してしまうのももったいないこと。
今回の目標はどこなのか、プロジェクトのはじめにチーム全体で明確にしておく。
step2不安材料や疑問点を出す
プロジェクトのスタートには、目標とともに多くの不安や疑問が出てくるもの。漠然とした状態で各自が抱えたままにするのではなく、チーム全体で共有する。step1で決めた目標がそもそも間違った前提に基づいていたり、肝心な部分が抜けたりしているかもしれない。不安材料や疑問点は早いうちに解消し、プロジェクト中にチェックしていくべきことは明確にリストアップしておく。
step3「MAP」で全体像を把握する
事業の全体像は思ったよりも複雑で、立場や役割によって見え方が異なる場合も。チーム全員が同じ全体像に基づいて話し合えるように、事業の流れを簡単な図で表す「MAP」を作成する。
左端に顧客やユーザー・関係者をリストアップし、右端がゴール、その途中の段階を追って製品・サービスとの関わり方を描いていく。どのタイミングでどんな問題があるかを洗い出し、その上で、今回重視する顧客は誰か?どの部分に注力するか?を決めていく。

 

step3までの段階で、全員が同じ情報を共有し、各自の意見を出した上で合意し、共通認識を持った状態になります。
それから次の段階へ進むことで、「メンバーの意思統一が図れずプロジェクトが頓挫してしまった…」というような状態を防ぐのはもちろん、より質の高い議論と良いアイデアを生み出すことにもつながります。

step4からは、いよいよ事業アイデアを考える段階。考えが散らかる…、ありきたりなアイデアしか出てこない…。そんな状況を多くの人が経験済みだと思います。
他にはない良いアイデアを生み出す方法、しかもそれを「素早く」できる方法があるとしたら、御社の事業開発チームに取り入れたいと思いませんか?

記事後編で見ていきましょう。

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